自律神経失調症を予防するには、生活習慣を改善することが大切です。
人間には、体内時計といわれる生体リズムがあり、たとえば、朝日を浴びると体温や血圧が上昇し頭もさえて、活動モードに入ります。
逆に、夜になると、体温や脈拍、呼吸数が減り、眠りを深くするメラトニンというホルモンが分泌されて、休息モードに入ります。
自律神経でいえば、昼は交感神経が優位に働き、夜は副交感神経が優位に働きます。
しかし、遅くまで残業をしたり遊んだりして夜更かしをすると、生体リズムが乱れがちになります。
自律神経失調症を予防する意味でも、できるだけ自然の生体リズムに合わせた規則正しい生活を送ることが大切です。
なかでも、「睡眠」「栄養」「リラックス」は、特に重要な要素になります。