自律神経失調症の症状は漠然としたものが多いため、よほど重症にならないかぎり病院を受診しない人が多いようです。
一時的な症状で終わればよいですが、慢性化したり悪化したり、別の症状が出たりする場合は、早めに病院を受診するようにしましょう。
うつ病などの精神疾患をはじめ他の病気にもいえることですが、自律神経失調症も早期発見・早期治療が大切です。
また、自律神経失調症と同じ不定愁訴は、心臓病や糖尿病、がんなどの初期症状として現れることがあるので、それらの病気を見逃してしまう恐れもあるからです。